
毎日毎日、本当に忙しいなぁ…

気づいたらあっという間に1日が終わっちゃってるわ!
学校現場で働く先生たちの皆さん、毎日本当にお疲れ様です。
朝、通勤してから退勤するまでホッとする間が無いほど慌ただしい毎日をお過ごしですよね。
こんにちは、ランチョーです。
ボクも小学校に勤務し10年が経過しましたが、まだまだ毎日バタバタしています。
もちろん授業を1〜6時間目までこなし、休み時間は子どもと過ごし、給食中も給食指導があり、放課後になってやって自分の仕事が始まる。

ゆっくりお茶を飲む時間もほとんどありません!!
そんな学校現場で働いていると、ついつい忘れがちなことがあります。
それは「感謝の気持ち」です。
道徳で子どもたちに「感謝」を指導したり、子どもたちに「ありがとうございました!」って言うんだよ!と教えたりしています。
でも、そんな先生たちはしっかりと「ありがとう」が言えていますか?
クソ忙しい先生たちだからこそ、今こそ「感謝の気持ち」を大事にしなければならないのではないでしょうか?
ボクは日々、先生たちの「感謝の気持ち」が足りないことで学校という場所自体が辛い場所になっていると感じています。
- ・情報化社会に対応するための教育
- ・新学習指導要領の実施
- ・プログラミング教育
- ・キャリア教育の充実
毎日、新しいことがどんどん入り、忙しさがどんどん増している中だからこそ、先生たちの気持ちの持ち方次第で職場の雰囲気や働き方はより良いものに変わっていくはずなんです!
先生たちが「感謝」を忘れていない職場こそ、質の高い教育ができるはずです!

でも、私たちは誰に感謝すればいいの?
では、具体的に誰に感謝の気持ちを伝えれば良いでしょうか?

教師が「感謝の気持ち」を伝えたい人たち3選
用務員さん
改めて、用務員さんが普段してくださっている仕事を思い、考えてみてください。
- トイレ掃除
- グランドの草刈り
- 校内の掃除
- ゴミの分別やゴミ捨て
- 給食の準備や片付け
見えないところで、たくさんの仕事をしてもらっていることに気づくはずです。
そして、嫌な顔ひとつせずせっせと仕事をしてもらっていることに気づくはずです。
ボクたち教員が当たり前のように使っている校舎や職員室など、学校が正常であるのは用務員さんのおかげだと言っても過言では無いでしょう。
また、ボクが用務員さんに対してここ10年ずっと感じていることがあります。
皆さんの学校の用務員さんはどうですか?
- 笑顔で話しかけてくれる
- 気遣ってくれる
- 優しい
以前、ボクが特別支援学級を担任していた際には、用務員さんを畑の先生として呼び、単元の授業を考えたこともありました。
- 土を耕す
- 畝を作る
- 苗を植える
- 水やりなどの世話をする
- 収穫する
- 料理して食べる
全部、用務員さんを先生にして子どもたちと楽しく生活単元の学習ができました。
いつも笑顔で接してくれる用務員さんに「ありがとう」を伝えることはとても大切なことだと思いませんか?
ぜひ、あなたも今日学校で用務員さんに「いつもありがとう!」を伝えてみましょう!

事務員さん
事務員さんの仕事も今の学校には必要不可欠です。
- お金の集金
- 業者とのやりとり
- 備品のチェックや補充の注文
- 備品の整理や補充
- 予算組みやお金のやりくり
今日の学校が問題なく動き、子どもや教員が「普通」に仕事、生活ができているのは用務員さんの仕事による部分はかなり大きいはずです。
また、お金を扱うことについては現在はかなりシビアになっています。
以前は、子どもが集金袋を持ってきて先生が集めるということが当たり前に行われている時代もありましたが、今ではほとんどないはずです。
子どもがお金を学校に持ってくる中でのトラブルを避けるため、直接保護者と学校とのやりとりでお金をやりくりしています。
また、学級費や給食費の滞納についても最前線で家庭と向き合ってくれるのも事務員さんです。
改めて、毎日の当たり前の生活に感謝し、「ありがとう!」を伝えたい人だと感じませんか?
これは用務員さんの時にも書きましたが、ボクが感じていることがあります。
みんなのために嫌な顔せず働いてくれている事務員さんに、ぜひ「いつもありがとう!」を伝えてみませんか?

子どもたち
全ての先生方!学校にいる子どもたちに「ありがとう」を伝えられていますか?

え??子どもに「ありがとう」ってどういうこと?

先生が子どもに感謝するのっておかしくない?
一般的な先生の考え方ってそうだと思います。
数年前までのボク自身もそう思っていたからです。
でも、今は違います。そして、当たり前のようなことですが、断言できます。
この大前提を今こそ、全ての先生たちは強く心に留めるべきだと思っています。
でも、日々の忙しさの中にいると、そんなことつい忘れがちですよね。
- なんであいつはあんなにダラダラしてるんだよ!
- あいつが授業を邪魔するからイライラするなぁ…
- あの子の対応でいつもバタバタさせられてるよ!
そんな気持ちになってしまうのも無理はありません。
実際、ボク自身もそんな風に思うことはしばしばです。
でも、そんな時こそ「子どもへの感謝の気持ち」を思い出せる先生ってとってもステキな教育ができる先生だと思うんです。
- この子がいるから、クラスが盛り上がることもあるよな…
- あの子のステキな所を見るために教材研究、がんばってるな!
- 子どもがいるから先生の仕事って成り立ってるよな!
- 毎日学校にきてくれてるだけでも、ありがたいことだなぁ…
心のどこかでそう思えたら、子どもへの声かけや眼差しって変わりそうじゃないですか?
心のどこかでそう思えたら、すぐに叱らず一息待って、その子の気持ちを考えてあげられそうじゃ無いですか?
ボク自身、小学校に勤務して10年を超えてやっとそういう気持ちになれました。
いつも心の大切な場所に「子どもたちへの感謝の気持ち」を置いておくことは、自分自身の教育の道が大きく外れない羅針盤になると確信しています。
そして、みんながそう思えることこそが、日本の教育の質を少しずつ高めていくことになると信じています。
今日も、子どもたちに「ありがとう」を伝えます。

【まとめ】今日から学校で「ありがとう」を伝えよう!
いかがでしたか?
学校現場で10年以上働いてきたボクが思う、学校で感謝すべき人たち3選を紹介しました。
- 用務員さん
- 事務員さん
- 子どもたち
今日からほんのちょっとだけ意識して、「ありがとう」を伝えてみませんか?
その一言があなたの多忙な毎日にほんのちょっとの明るい瞬間が訪れますように。
それではまた!
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