【超便利!】「総合的な学習の時間」授業づくりのコツと所見文例を紹介!

先生の仕事

あぁ…総合の所見って何書けばいいのかいまだに分からないや。

総合の所見はみんな同じような文章になっちゃうけどいいのかしら?

毎学期やってくる「所見」を書くという大仕事。

ただでさえ、一人一人の学習について「文章で所見を書く」という仕事が大変なのに、今は「総合的な学習の時間」や「特別の教科 道徳」も「所見を書く」という学校、自治体が多いことでしょう。

ボクも毎学期、頭を悩ませて総合的な学習の時間(以下「総合」)の「所見」を書いてきましたが、最近は学期末にはすでにできあがっているという「効率的な働き方」ができるようになってきました。

今回は「総合」の所見を効率的に終わらせるため「計画的に授業づくりを行うコツ」と「超使える文例集」を実体験をもとに解説します。

総合的な学習の時間は計画が命!

総合の悪しき特徴「あるある」

どの学習においても言われることですが、総合の時間も「計画」が超大事です!

「教育計画」があるから計画なんていらないんじゃない?

「計画」というと毎年、各校で作成し配布される「教育計画」があります。

しかし、「総合」は他の教科と大きく違う点があります。

  • 教科書が無い
  • 担任の裁量で色々と変更できる
  • 「教育計画」があまり参考にならない

みなさんも経験があるのではないでしょうか。

総合の教育計画は細かい内容が書いてあるように見えて、ほとんど参考にならない
ランチョー
ランチョー

う〜ん…教育計画を読んだけど………で??!

ボク自身、毎年、そんな思いをしてきましたし、他の学校も同様では無いでしょうか。

総合の「計画の立て方」の極意!

ここで重要になってくるのが「具体的な計画を立てること」です!

では、どのように計画を立てるか細かく解説します。

文科省が出している「学習指導要領」の「総合」を読み解くと、以下のプロセスで授業を行なっていくことが示されています。

【探求のプロセス】

  1. 課題の設定:体験的な活動を通して課題意識を持つ
  2. 情報の収集:必要な情報を取り出したり、収集したりする
  3. 整理・分析:収集し、取り出した情報を整理・分析する
  4. まとめ・表現:気づきや発見、自分の考えなどをまとめ、判断し、表現する

つまり、教育計画に示されている大まかな計画をこの「探求のプロセス」に当てはめていく作業が必要になるということです。

もっと具体的に「探求のプロセス」を示すとこうなります。

  1. 他教科との関連や過去の体験、新たな体験を通して、知りたい疑問を持たせる
  2. その疑問を解決するための情報を集める方法を考えさせる
  3. 集めた情報の中から、自分の疑問を解決できそうな情報をピックアップさせる
  4. 新たに知ったことをまとめ、他人に広める

この4段階を具体的にイメージすることが総合の1単元を充実させるコツになります。

ランチョー
ランチョー

さらに、もう1つ準備をする上で大切なポイントがあるよ!

それは、この計画段階から総合の「所見」を具体的にイメージできるようにしておくことが超重要なのです!

所見の文例までイメージする

教科書や細かく示されている計画がない総合の授業。

そんな活動や計画が大雑把な教科だからこそ、準備段階から「最終の評価」まで具体的にイメージしておくことが大切になります。

つまり、「所見でどう書くか」というところまで決めておくということです。

見切り発車して授業を進めていってしまうと、ほぼ100%の確率で学期末の所見で苦戦します。

  • 何を評価していいかわからない
  • 評価できるような活動ができなかった
  • 全員同じ評価になってしまう

でも、どんな所見を書けばいいのかもわからないよ…

ランチョー
ランチョー

総合の所見で使える文例を具体的に紹介するよ!これを生かして具体的なイメージを描こう!

次から示す文例とあなたが描いた総合の計画をリンクさせながら、単元の指導前の段階でいくつかの所見を作り上げておきましょう。

今までとは違う高い質の指導が行えるはずです。

そして、学期末の余裕が一気に増えるはずです。

以下に紹介するものは、私自身が所見作成に何度も使用し、管理職からOKを得たものです。

安心して使ってもらってもいいですよ!

超便利な文例集(コピペして使用してください)

以下に示した文例の中から、ご自身の計画した単元に合うものを選び、手を加えて所見作成に使用してください。

課題設定の能力について

  • 自分で課題を見つけ、設定することができた
  • 友達と話し合って、グループ課題を設定することができた
  • 見通しを持ち、解決の計画を立てることができた
  • いくつかの課題の中から、解決の見通しの立つ課題を選択することができた
  • (理科や社会など)教科学習をもとに疑問を持ち、総合的に考えることのできる課題設定をすることができた

問題解決の能力について

  • 計画をもとに、工夫して自力で解決することができた
  • 収集した情報から、課題解決に結びつく情報を選択したり、組み合わせたりすることができた
  • 友達と協力しながら、根気強く追求し、課題解決を図ることができた 
  • 自らの疑問を起点にしながら追求し、課題を解決できた
  • 既習事項をもとに、さらに追求できる課題を設定し、解決に向けて追求できた 

学び方、学習への主体的な態度について

  • 様々な情報を関連づけて、自分の考えを持つことができた
  • 自分の得意なことをもとに、課題を見つけたり、選択したりすることができた 
  • 自分の得意なこと、やりたいことに進んで取り組むことができた
  • 自分の失敗やつまずきを乗り越えようと取り組んだ
  • 自分の将来の夢を意識し、実現に向けて努力できた
  • 報告書の作成や発表準備をする際、教科で学習した知識や方法を使って学習を進めた

技能や表現について

  • 課題について様々な観点を立て、多面的に考えることができた
  • 実際に体験し、課題解決のために様々な方法の中からより良い方法を選択できた
  • 収集した情報から、的確に要点を読み取ることができた
  • わかりやすい構成を考えながらまとめることができた
  • 様々な教科の知識を使い、関連させながら考えることができた
  • 発表内容について自分にあった方法で発表することができた

情報活用能力について

  • 調査した結果や他の人の考えを多面的に捉えることができた
  • ねらいに即して情報を適切に発信することができた
  • 目的を考えながら情報を適切に活用することができた

コミュニケーション能力について

  • 人との交流を大切にしながら取り組むことができた
  • 相手の考えを受け止め、積極的に関わろうとすることができた
  • ◯◯(お年寄りや年下の子など)との交流を通して、心を通わせる大切さを感じていた
  • ◯◯(お年寄りや年下の子など)との交流を通して、自然な関わり方を身に付けることができた

【まとめ】総合の時間は「計画」と「所見」のイメージが命!

多くの先生の頭を悩ませている総合的な学習の時間。

ですが、指導前の具体的な「計画」と「所見のイメージ」ができれば、数十時間の指導の質はグッと上がります。

そうすれば

  • 学期末の所見作成が短縮できる
  • 他の授業準備に時間をかけられる
  • 退勤時間を早められる 

など、他への大きな影響を与えることもできるようになります。

ランチョー
ランチョー

1つの授業の見通しが立つということは、他への大きな良い影響があるね!

ここまで読んでくださった先生方の普段の授業づくり、所見作成にかける時間が少しでも短縮できれば、これほど嬉しいことはありません。

気になること、知りたことがあれば一緒に考えたいと思います。

気軽にコメントいただけると嬉しいです!

それではまたっ!

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