
みんな、チョークってどんな色を使っているんだろう?

どんな時に、どんな色のチョークを使うのがベストなのかしら?
チョークの色で悩んでいる先生は意外と多いのではないでしょうか?
実際に、ボクも若い先生から、「チョークの色」について相談を受けることがあります。
みんな、普段口にはしないけれど、毎日使うチョークについて意外と悩んでいるということが分かったんです。
そして、その気持ちはすっごく共感できます。
・ボク自身も働いてすぐの時は、いつも悩んでいた
・管理職から「チョークの色」について指摘されたことがある
・研究授業で「チョークの色」について意見されたことがあるけど、答えは分からなかった
そんな経験をしてきたからです。
でも、今なら悩んでいる先生、今から教職につく学生さんにハッキリとアドバイスができます。

チョークの色で悩まなくていいよ!答えはシンプルだから安心してね!

チョークは3色を使い分けるだけでいい
まずは、結論から!
教室に準備するチョークは「3色」だけでOKです!!
・白チョーク
・黄チョーク
・赤チョーク
もう悩まず、教室にはこの3色だけを準備しておきましょう。

チョークは3色いいんだ!でも、みんな色々なことを言うけどなぁ…
【チョーク論議に対するスタンスを確かにしよう】
・温かい意見は「温かい色」を使って…
・子どもから出た意見は「赤色」で…
・教師のまとめは「◯色」で…
チョークの色について、先輩教師や監視力は色々なことを言ってきます。
そのどれももっともで、正しそうで、じゃあどうすればいいの?と迷ってしまいますよね。
ここで、みなさんにとても大切なことを伝えます。
みんなそれぞれ「自分のなんとなくの経験」や「過去の体験」や「もっともらしいこと」を言っているだけなんです。
だからいろんな人がいろんなことを言うことに対して悩む必要などないわけです。
安心してくださいね。
3色のチョークの使い分け方
学級に準備するチョークは3色「白」「黄」「赤」だけでOKです。
それ以外は必要ありません。
学校に常備されているチョークを年度始めに箱か何かに入れて「白200本」「赤・黄は50本」程度を目安にどさっと教室に持って行っておきましょう。
では、それぞれの色をいつ使用するのか解説していきます。
・白チョーク
黒板に文字を書く時は、基本は全て白色チョークを使用しましょう。
子どもたちが黒い鉛筆でノートに書くように、先生は基本「白色」で書きます。
教室には「白チョーク」をどっさり常備しておき、いつでも、何にでも使えるようにしておきましょう。
ちょっとしたことを書く際には、黒板一面が「白チョークだけ」ということがあっても全く問題なしです。
・黄チョーク
「黄チョーク」を使うのは「大事なことやポイント、まとめ」などを書く時です。

ここはとても大切なところだから黄色で書くよ!
黒板を使う学校において、白の次に目立つ色は黄色です。
子どもたちには「先生が黄色で書くところは赤えんぴつ(赤ペン)でノートに書きましょう」と伝えておけばOKです。
・赤チョーク

子どものノートには大事なことは「赤」で書かせるから、黒板でも同じ「赤」を使おう!
その考え方は、黒板を使う学校文化においては間違いです。
なぜなら、黒板の色と赤チョークの色は明度が近くてとても見えにくい色だからです。
赤緑色盲の児童には黒板に書かれている「赤色」はほぼ見えていません。
「赤緑色盲がいる」ということは事前に分かるでしょうから配慮が可能ですが、そうでない児童にとっても赤チョークは見えにくい色です。
ですので、赤は「黒板に丸をする」「線を引く」「矢印を書く」程度の使用にとどめておきましょう。
「白と黄だけでは変化がないから、赤を使う」程度の認識でいましょう。

【まとめ】学校におけるチョークについての議論に終止符を
学校文化において、使用するチョークは「白」「黄」「赤」の3色があればOKです。
「青」や「オレンジ」「緑」「茶」など様々な色がありますが、気にしなくて大丈夫です。
黒板アートやイラストをを楽しみたい場合にはもちろん必要ですが…。
ですが、私はそういうことは一切できませんので、必要なしです。
以上、様々ある「チョーク議論」に対して私なりのシンプルな考えをまとめてみました。
いかがでしたか?
若い先生、細かいことに注意されて悩んでいる先生の心が少し軽くなれば嬉しいです。
そして、あなたのチョークに対しての様々な意見、お聞かせいただけたらさらに嬉しいです。
これからも共に学んでいきましょう!
それではまた!

コメント