【教員必見】大失敗したジブラルタ生命との保険契約から学ぶこと

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保険のことを調べてみるけど、難しくて分からないなぁ…

いつも学校に来てくれるジブラルタなら安心なんじゃないの?

ランチョー
ランチョー

その保険は本当に自分にとって必要かどうかを「自分の頭」で考える必要があるんだよ!

でも、実際に「保険」について考え始めたらいろいろな保険の種類があって迷ってしまいますよね。

・将来のことを考えて、今、入っておくことが大切ですよ

・お子様のことを考えて、早めに行動されることが大切です

などと言われると、「確かに〜」と納得して契約してしまいそうになることがありますよね。

でも、保険は人生の「3大支出」にも入っているくらいバカにできないほど大きなお金がかかるものでもあります。

今回は、実際にボク自身が体験し、失敗した保険契約について詳しく紹介します。

【ボクが実際に失敗したジブラルタ生命の保険契約】

・米国ドル建て終身保険

米国ドル建て終身保険とは、貯蓄型の終身保険を外貨建てで行う保険のことです。

貯蓄型であるため、契約満期まで支払ったら、それ以後には払った額以上の解約返戻金を受け取ることもできる保険です。

60歳まで払ってもらったら、払った額以上のお金を受け取ることもできますよ!

もちろん、万が一があったらご家族に保険金が支払われます!

まったく保険について無知だったボクは、この言葉に完全に自分を見失ってしまいました。

そして、死亡保障が500万円ほどのドル建ての終身保険を契約したのでした。

だって、普通に生活していたら

自分のお金が増える

なんて経験、絶対にありませんもんね。

でも、それ以後「お金のこと」「保険のこと」「投資のこと」を色々と勉強することになり、ボクが気づいたことがあります。

ランチョー
ランチョー

ドル建ての終身保険は「手数料が超割高のボッタクリの投資信託」じゃないか…。

気づいたことはそれ以外にもあります。

・必要な死亡保障額は500万円では絶対に足りない

・お金は増えるが、30年以上の資金拘束がある

・利回り計算をするとすごく低い

色々考えると、ドル建ての終身保険は非常に効率の悪い保険商品であることに気づいたのです。

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・医療保険

ボクはドル建て終身保険に入ると同時に、「医療保険」にも契約をしていました。

1泊入院するだけで、10日分のお金が振り込まれますよ!

他にも

・3大生活習慣病にも給付金が払われる

・先進医療が受けられる

・お守り代わりにたくさんの人が入っている

ランチョー
ランチョー

それなら入るっきゃないでしょ!!

ということで契約をしていました。

でも、これも勉強してみると色々なことに気づくことになりました。

・高額療養費制度を使えば、ざっくり月10万以上はかからない

・先進医療を使っても、病気が治るわけではない

・国民健康保険という世界最強の保険に日本国民は入っている

これらの知識を持つことなく、感情だけで保険という商品でギャンブルをしていたことになります。

改めて、「全ての先生方は「ジブラルタ生命」には気をつけたほうがよい」ということを今日はお伝えしたいと思います。

【教員がジブラルタ生命に気をつけるべき3つの理由】

日教弘と提携し「先生たちのため」に保険を売っている

全く面識もないのに「◯◯先生、ジブラルタさんで〜す」と呼び出されることってないですか?

「少しなら話聞いてもいいかな〜」などと優しい心を見せてしまった過去のボク。

一般の保険屋が学校で営業しているの??

ジブラルタ生命が他の保険会社と一線を画しているのがそこです!

ジブラルタ生命は日本教育公務員弘済会(日教弘)と提携することで、公立学校にも出入りすることができる唯一の保険会社なのです。

唯一、学校現場に大きな顔をして入ってくることができる

どういう決まりかよくわからないですが、一般の保険屋(たとえば日本生命とかソニー生命とかオリックス生命とか?)は学校に出入りすることはできないようです。

法律か何かで決まっているのでしょう。

その私に対応してくれていた保険屋が言っていたので間違いありません。

その中にあって、唯一学校現場に自由に出入りできる保険会社、それがジブラルタ生命なのです。

学校現場にいる先生はじめ、職員の数と言ったらものすごい数になります。

そんなブルーオーシャンにたった1社だけが入ることを許されているという奇跡的な状況があるのです。

そのブルーオーシャンにただ一人入ることができ、学校という場所で自由に保険を売りつけることができる現状があるわけです。

あわよくば、という姿勢で自社の保険を売りつけてくる

そこで勧めてくるのが、提携している「日教弘」の保険です。

これは確かに安価で良さそうな保険商品があります。(もちろん人によって違いますが…)

・教弘保険

・ユース教弘

などと言われる「掛け捨ての生命保険」がそうです。

しかし、ジブラルタ生命の保険屋は、藪の中からチーターが獲物を狙うように虎視眈々と狙っているのです。

何を狙っているか??

「日教弘」の保険商品には無い、自社の貯蓄型保険やドル建ての終身保険、学資保険などです。

あの時の私がそうだったように、話を聞いている先生からしたら勧められている保険商品が「日教弘のもの」なのか、「ジブラルタ生命のもの」なのか、そんなことを区別して聞きませんよね。

・それ良さそう!

・自分も入ろうかな!

そう思わせたら保険屋としては勝ちなのです。

そして「良さそうだな!」「補償が充実しているな!」と思ってくれたものが「ジブラルタ生命のもの」だったら大勝ちというわけです。

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【まとめ】その保険は本当に必要?自分の頭で考えよう!

ってか、保険ってなんのためにあるの?

この基本的な「保険」についての考えがあいまいなばかりに、無駄な保険に入ってしまうことになるわけです。

ボクがお金の勉強をするきっかけになったリベ大の両学長(@freelife_blog)は保険についてこう述べています。

・めったに起こらないが、遭遇してしまうと生活が一気に困窮する場合に保険で備えよう

・お金を貯めるなら「貯金」

・お金を増やすなら「投資」

と教えてくれています。

そして、本当に必要な保険はたったの3つで、月に5000円以上払っていたら払い過ぎだ!と指摘しています。

その必要な保険とは

・掛け捨て生命保険(若い家族がいる場合のみ)

・自動車保険(対人対物のみで車両保険は不要)

・火災保険

ボクのように、「お金が増えるの?じゃあ契約する!!」というのは、短絡的すぎる判断だったと言えます。

学校に出入りするジブラルタ生命にまんまとノセられてはいけません!

万が一のために備える保険のために、日々の生活が苦しくなっていては元も子もないです。

本当にこの保険が必要なのかな?と自分の頭で考えられるようになりたいですね。

ボク自身も、今後の自分、家族にとってよりベターな保険は何なのだろうと勉強を続けていきます。

共に学んでいきましょう!

それではまたっ!

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