【お家時間を充実!】家族で楽しめるカードゲーム「足算」が超オススメ!

子育て

あぁ、休みの日、暇だなぁ。子どもゲームばかりしてるし…

子どもの勉強を見るか、一緒に遊んでやってよ!

でも、何をしていいかわからないから悩んでるんだよぉ〜

長いコロナ休校も重なり、お家時間をいかに充実させるか、というのはどの家庭でも大きな問題になっていたのではないでしょうか。

今回は、お家時間を充実させ、おまけに子どもの「頭」を良くするとっておきのカードゲーム「足算(あしざん)」をオススメします。

「足算」は「集中力・記憶力を高める」「10までの計算力を高める」「動物・生き物についての知識をつける」カードゲームです。

・家庭でも子どもに学習させたい

・なるべく早く算数の力を付けさせたい

・生き物に興味をもたせたい

・頭のいい子に育てたい

そんな風に子どものことを強く思って行動できる全てのパパ、ママにオススメします!

足算ってどんなカードゲームなの?

足算とは、「裏返しになったカードをめくり、出てきた動物の足の数を足していくゲーム」です。

足の数の合計が「10」になれば、それまで開いていたカードを全てゲット!

足の数が「10」を超えてしまったら、全て裏返して元通りにし、次の人にバトンタッチ!

最後までカードを奪い合い、取ったカードの合計が多い人が勝ち!というゲームです。

え…それだけなの?

そんな風に初めは思ってしまいますよね。

でも、一度始めるとやみつきになる面白さがあるのがこの「足算」なんです!

ランチョー
ランチョー

子どもは絶対に、「もう1回やろう!」って言ってくれるよ!

足算の中には専用カード50枚が入っています。その中には

・鳥類 足の数2

・魚類 足の数0

・昆虫 足の数6 など

足して「10」を目指していくカードが多数入っています。

足算のカード紹介

地味…?いやとっても盛り上がる「足算」

しかし、中には

・多足類 足の数「62」

・甲殻類 足の数「14」

など、一気に「10」をオーバーしてしまうカードが入っているのです。

これがポイントで、ゲームを一気に盛り上げてくれるスパイスになっています。

今どきの小学生
小学生

あと「2」で10になる…次は…これだ!

今時の小学生
小学生

うわぁぁぁぁーーー!「14」だからアウトーー!

そんな、楽しい声が常に聞かれ、ゲームはすごく盛り上がります。

ただ、カードを裏返して足の数を足していくだけのカードゲームですが、

今どきの小学生
小学生

お母さん!もう1回やろう!!

子どもたちがいつもそう言ってくれる秘密は、カードの中身にあるというわけです。


足算のオススメポイント5選

・集中力や記憶力を高める

全てを裏返してから始める「足算」。

はじめは当てずっぽうで始まりますが、次第に「ここに2がある」「ここは8!」などと、覚えて戦略的に戦えるようになります。

「当てずっぽうでいけば負ける」

「勝つためには覚えておかないといけない」

子どもたちはそう学び、がんばろうとします。

そうやって「集中力」「記憶力」をつけることにつながります。

・計算力を高める

足算は「生き物の足の数を足して10にする」ゲームです。

したがって「10にするには、あと◯か!」と必然的に考えるようになります。

これは1年生の算数でとても大事にされる「10の補数」の力をつけることになります。

まだ計算を習っていないお子さんがおられても大丈夫です!

・指を使って10を探させる

・ノートに10本の線を書いて出た足の数を消していく

・10まであと◯だよと教える

色々な方法で進めていけます。

しばらく続けていくと、「あと4だね」などと、自然と「10の補数」が見つけられるようになり、「計算力」が高まっていくはずです。

・生き物についての知識を高める

今どきの小学生
小学生

犬の足は4本だよ!

生き物の足の数に注目し、知識を得られるようになる「足算」ですが、実は「科学的に考える力」のきっかけを与えるゲームになっているのです。

この「足算」は元国立教育政策研究所の板倉聖宣氏の著書『足はなんぼん?』を元に作成されたカードゲームです。

著者の板倉氏は『足はなんぼん?』の解説にこう書いています。

この本は,「動物の足の数」という,いたって単純なところに注目して描かれた絵本です。

図鑑を見れば,この本よりずっとたくさんの動物がのっています。そして動物園に行けば,生きて動いている動物を目にすることができるでしょう。でも図鑑や,動物園の動物を漠然と見るだけでは,その図鑑に載っていたり,その動物園にいる動物に関する知識しか得ることはできません。

しかしこの絵本を読めば,図鑑には全く載っていないようないろいろな動物についても,読む前よりもずっと豊かに想像をめぐらすことができるようになります。

それは,この本が子どもたちに動物についての断片的な知識ではなく,「自然に対する問いかけ方」を教える絵本だからです。

仮説社『足はなんぼん?』の解説より

「足算」を続けていくことで、動物への見方が変わってくることに気づかれるはずです。

今時の小学生
小学生

昆虫の足の数は全部6本なんだよ!

・我慢する力を高められる

小学校の高学年になっても「よくキレる」子どもがいます。

そういう子どもは小さい時に「負ける経験」をしてこなかった子どもたちです。

大きくなってから、負けたことに対して「キレる」子どもはなかなか成長につながりにくい場面が増えてしまいます。

「足算」は運の要素も大きいカードゲームです。

したがって、いくらがんばっても負けることがあります。

そんな経験を積み重ねることで、子どもたちは「負けても仕方ない」「負けちゃう時もある」「また次、頑張ろう」という気持ちが持てるようになります。

つまり、「足算」を通して心を成長させることができるわけです。

「勝てた喜び」「負けた悔しさ」「喜んだり、怒ったりする経験」をたくさん積み重ねて、お家で心の成長をさせてあげてください。

・家族みんなで楽しい時間を過ごせる

「生き物について知識」「計算力」など、色々な力を高めることができるオススメポイントを紹介してきました。

ですが、最後の「家族みんなで楽しい時間を過ごせる」ことこそが、もっとも大きなオススメポイントではないかと思っています。

あなたのお家ではこんな光景はありませんか?

・みんなスマホやゲームをしていてバラバラ

・帰りが遅いお父さんは子どもたちとほとんど関われない

・じっくり子どもと話すことなく寝る時間がやってくる

「足算」はそんなバラバラな家族をまとめてくれる働きがあります。

・家族みんなで頭を付き合わせてカードゲームに取り組む。

・家族みんなで笑ったり、なぐさめたりする。

・家族みんなで楽しい時間を共有できる

そんな風に家族みんなの仲を深めるきっかけにもなる「足算」を紹介しました。


ぜひ、お家に「足算」を1セット取り入れていただき、お家時間を充実させてみてください。

きっと、お家時間にステキな瞬間が訪れ、お子さんの成長につながるはずです!

それではまたっ!


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